啓蒙事業

フィンランドの経済、文化、教育、人々の暮らしなどを学ぶことを目的として、各種の講演会、学習会などを開催しています。


ワークショップイベント「北欧テキスタイルでパネルをつくろう」

  ■ 講 師: 大澤 寛さん(CHILLING STYLE 代表)

 ■ 開催日: 2021年1月16日(土)13:3015:30
 ■ 場 所: 御旅屋セリオ5階 マルチスペース ルーム4
 ■ 参加者: 20人 

 

 フィンランドの代表的なデザインブランド、マリメッコのテキスタイル(布)を使って、壁に飾るパネルづくりを体験しました。好みの生地を選んで、木製パネルにタッカー(大きなホッチキスのような道具)で固定します。パネルの角の部分を綺麗にする処理が難しく、皆さん苦労していました。

 また、講師・大澤氏のフィンランドのお話では、新型コロナウイルス事情等についても教えていただきました。フィンランド政府の緊急事態宣言発令により、外出しないでくださいとなった時、彼らはフィンランドの有名な絵画を真似たポージングの写真をSNS上に投稿したり、窓にクマのぬいぐるみを置いて楽しんだとのことですフィンランドでは窓にカーテンをしないので、クマが窓から覗いていることによって、人を感じることができるからだそうです。このような行動やムーミンの話にもあるように、フィンランド人は困難を乗り越えて、最後には笑いにできる国民なんだと思っています、と話されました。

 今回は新型コロナウイルス感染症対策をしながらの開催となりましたが、参加者の皆さん、とても楽しんでおられました。
 


ワークショップイベント「フィンランドの“ヒンメリ”をつくろう」

  ■ 講 師: 河森 美波さん(ヒンメリ作家)

 ■ 開催日: 2019年11月30日(土)13:3015:30
 ■ 場 所: 高岡市国際交流センター研修室
 ■ 参加者: 18人 

 

 フィンランドの伝統的な装飾品、“ヒンメリ”の作り方を学ぶ講座を開催しました。2回目となる今回は、カラフルなストローで作りました。ストローに糸を通していき、まずは基本の八面体を作りました。ヒンメリは麦わらで作られていますが、ストローだと割れることがないので作りやすかったです。慣れてきたら少し複雑な形に挑戦しました。参加者は、糸を通す順番が意外に難しかったけど、とても楽しかったと話していました。

 


ワークショップイベント「フィンランドの“ヒンメリ”をつくろう」

  ■ 講 師: 河森 美波さん(ヒンメリ作家)

 ■ 開催日: 201891日(土)13:3015:30
 ■ 場 所: 高岡市国際交流センター研修室
 ■ 参加者: 12

 麦わらで作る、フィンランドの伝統的な装飾品“ヒンメリ”。ヒンメリは1150年頃から太陽神の誕生祭や収穫祭を12月の冬至に行うヨウルの飾りとして作られてきました。『光のモビール』や『幸運のお守り』とも言われ、インテリアとしても人気を集めています。
 今回のワークショップでは、八面体を3つ作り、それらを繋げていく形のものを教えていただきました。仕上げに好きな色のタッセルを取り付けると可愛らしいヒンメリが出来上がりました。麦わらの代わりにカラフルなストローを使っても可愛く作れるとのこと。参加者からは「つい夢中になってしまった。とても楽しかった。次はもっとたくさん繋げたものや星形など複雑な形にも挑戦してみたい。」という声が聞かれました。


ワークショップイベント「北欧テキスタイルでパネルをつくろう」

  ■ 講 師: 大澤 寛さん(CHILLING STYLE 店長)

 ■ 開催日: 2018224日(土)10:0012:00
 ■ 場 所: 高岡市国際交流センター研修室
 ■ 参加者: 11人 

 

 CHILLING STYLE(北欧や日本の生活雑貨を取り扱うお店)の店長、大澤寛さんを講師に迎え、マリメッコや島塚絵理さん、炭酸デザイン室のテキスタイルを使って、壁に飾るパネルづくりを体験しました。
 テキスタイル(布)を木製のパネルに張るために必要な、タッカーという大きなホッチキスのような道具の使い方や、しわにならないように張る方法など、楽しく教えていただきました。

講師の大澤寛さん


おしゃれなパネルができました‼


フィンランドのお話もしていただきました



 FIKAの時間には、大澤さんが昨年8月にフィランドに行った時のお話をしてくださいました。高級なポルチーニ茸を3つも見つけたことや、雨が降ると起き上がり雪のように見える、トナカイの餌になる白いコケの写真などを紹介していただきました。また、朝食を食べるためだけの部屋の写真や、おじいさんが作った子供部屋にカーテンの代わりに、布を切っただけのものを窓にかけている写真を紹介し、「フィンランドの人は手作りとか、お金がかかってるとかではなく、生活をどれだけ豊かにするか、ということを大事に考えている。もっと自然に寄り添って暮らしてみるのもいいと思う」と話しました。