「日中友好の碑」は、伏木港の一角に建っています。この碑は、日中平和友好条約の発効を記念して高岡市日中友好協会(旧)が発議し、昭和54年10月、富山県と高岡市の援助を得て、高岡市および富山県内の有志の浄財をもって建立されました。建立委員会の会長は堀健治高岡市長(当時)で、設計デザインは可西泰三氏、碑文は大島文雄氏にお願いしました。
この碑の左側は中国の花「牡丹」、右側は日本の花「桜」、日本と中国を友好の架け橋で結んだデザインです。
碑に献花される程参事官
「日中友好の碑」献花祭
2023年10月26日(木)14:00~
今年の献花祭は天候に恵まれ、さわやかな秋の青空の下、開催することができました。
開会にあたり、針山健史会長から、約30名の参列者の方への感謝の言葉と、建立された当時の日中友好の精神に立ち返り困難を乗り越えていかなければならないとの想いが伝えられました。
その後、永遠の日中友好を願い、お一人ずつ白菊の花を献花していただきました。
「日中友好の碑」献花祭
2022年10月27日(木)14:00~
「日中友好の碑」は1979年、戦時中に伏木港で港湾荷役中に亡くなられた中国人を
慰霊する目的で建てられました。
高岡市日中友好協会では、子々孫々にわたる日中友好を誓う趣旨で、毎年献花祭を
開催しています。
「日中友好の碑」献花祭
2021年10月26日(火)14:00~
高岡市伏木の碑前で、戦時中に亡くなられた中国人労働者
17名を偲び、永遠の日中友好を誓い献花祭が行われました。
「日中友好の碑」建立40周年記念献花祭が
2019年10月25日(金)14:00~ 開催されました。
あいにくの空模様ではありましたが、中華人民共和国駐名古屋総領事館から李領事、冉副領事に
ご列席いただき、臨済宗大本山国泰寺の澤大道師の読経の後、献花が行われました。
献花の終了後、中国北京市出身の張鶴氏による二胡演奏が披露されました。張氏は日本国内だけで
なく、世界各国でも演奏活動をされており、その情緒豊かな二胡の調べに惜しみない拍手が送られ
ました。
献花祭
2018年10月25日(木)14:00~
伏木港の碑前で献花祭が行われました。戦時中、伏木港で港湾荷役中に亡くなられた中国人労働者の
慰霊と永遠の日中友好を願い、参加者全員が順番に献花しました。
2015年8月に中国大使館から当協会に感謝状が届きました。さらに9月18日には全国で40ケ所 あるといわれる
慰霊碑の維持管理者を招き、座談会が中国大使館で開かれました。集まったのはその中の28ヶ所ですが、それ
ぞれの建立の経過やこれからの課題などが報告されました。上の書籍がその記録をまとめたものです。
「日中友好の碑」建立30周年記念行事
「日中友好の碑」建立30年の節目の年になりますので、中国駐名古屋総領事館からご来賓をお迎えして
献花祭・講演会・祝賀会を開催しました。
2009年10月24日(土)
・献花祭 14:00~ 碑前
・記念講演会 15:00~ 高岡市自然休養村
中国駐名古屋総領事館の池暁南領事に「中国最新経済情勢の紹介」
・記念祝賀会 16:15~ 高岡市自然休養村
献花祭
伏木港の日中友好の碑前で、戦時中の港湾荷役中に亡くなられた17人の中国人を慰霊するとともに、
子子孫孫にわたる日中友好を誓う主旨で、45名が参列し献花しました。
・記念講演会
中国駐名古屋総領事館の池暁南領事に「中国最新経済情勢の紹介」と題して講演をしていただきました。
・記念祝賀会
建立当時のエピソードが披露され、その後、暁宇先生(茗悠館)が二胡で中国の祝賀の曲「喜洋洋」、
二胡の代表曲「歩歩高」、「夜来香」を演奏されました。アンコールで日本の曲「ふるさと」が演奏されたとき
には、参加者の歌声が会場いっぱいに広がって盛り上がりました。中国の歌を歌う協会員に暁宇先生の
伴奏が加わり、池領事も舞台に上がって日本の曲を歌ってくださったりして、日中交流がより深まりました。
これからも、この「日中友好の碑」は高岡市の日中友好の象徴になるものです。
「日中友好の碑」建立25周年記念行事
2004年10月30日(土)
・献花祭 14:00~ 碑前
・記念講演会 15:00~ 伏木信用農協3Fホール
徐耀庭一等書記官による「中国の発展と東アジアの平和と発展」
・記念祝賀会 16:15~ 伏木信用農協3Fホール
中華人民共和国駐日本国大使館徐耀庭一等書記官、橘慶一郎高岡市長他58名が参列し、国泰寺
管長澤大道師の読経の中、厳かに式典を執り行いました。終了後、伏木信用農協3Fホールにて、
徐耀庭一等書記官による「中国の発展と東アジアの平和と発展」と題しての講演があり、記念祝賀
会も開催されました。会場は陳建強氏の変面で賑わい、懐かしい顔ぶれで交流が続きました。京劇
の変面の特徴である瞬時に表情が変化するときの敏捷な技などは、現在も門外不出の秘技として
厳格に守られているそうです。
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